ICソケットとは何か
「ICソケット」という言葉をご存知でしょうか。ICソケットは熱や静電気に弱いICを保護するためのものです。まずはICソケットを使って製作しておき最終的にはICを差す、という具合に使用されます。電気的な影響を受けないため、ICを使用する際にはまずソケットを使うとよいでしょう。
そしてICソケットにはいくつか種類があります。ディップ端子と呼ばれる基板実装用のもの、ソルダーカップ端子と呼ばれる電線取りつけ用のものと、そしてラッピング端子と呼ばれるものがあります。端子は基板にはんだ付けして使用され、どのようなときに使用されるのかというと、回路の試作時やICの交換・変更の可能性がある際に前述したいようにICを基板に直接はんだ付けしたくない場合に用いられます。ICソケットはどこでも販売できるものではなく、半導体の検査の際などに使用されるため、販売メーカーも限られてきます。
国内で製造・販売している企業は、検査治具の専門メーカーや電子部品の製造販売を専門としているメーカーなどです。一般家庭や個人で使用する機会はそうあるものではありませんが、製造メーカーが許可している通販サイトでも購入は可能です。ただし、デリケートな製品であるため、折曲がらないようにするなど、取扱には注意が必要です、一個からの購入で送料が無料になることはほとんどありませんので、大量に購入した方や、ほかの商品と併せて購入すれば送料が無料で購入できることもあります。