カスタムソケットについて
カスタムソケットとは、使う人の目的に応じてカスタマイズされたソケットということができます。ソケットとは、最近では使われる機会が減った用語の一つかもしれませんが、コネクタと同じような意味であって、二つ以上の機器や用具などを互いに接続するための部品のことです。電化製品に対して使われることが多く、かつては、白熱電球を差し込むための口金のことを特にソケットと呼んでいたこともありますが、一般論としては電化製品だけに限定した用語ではありません。例えばネジを締めるためのドライバーの中には、先端部と持ち手部分が分かれており、両者を接続する部品が別に必要となる製品もあります。
この接続部品はまさにソケットであり、既製品ではなくカスタマイズしたのであればカスタムソケットになるわけです。あるいはゴルフをする人であれば知っているでしょうが、ゴルフクラブの中にはボールを打つ部分と手で握る部分が分かれているものがあり、同様にソケットが必要になったりカスタムソケットが作られたりすることもあります。基本的には、使う人がより使いやすいように、既製品では細かな部分で自分にはしっくり来ないといった場合に用いられることになるわけですが、既製品でない以上、コスト的には割高になってしまうことは否定できません。ただ、完全なオーダーメイドではなく、いくつか用意されている仕様の中から選んで多少調整するといった程度で製品化できるものもあります。