カスタムソケットの使いやすさ

カスタムソケットは、使う側の人間にとって使いやすいようにカスタムメイドされたソケットという意味ですから、自分自身の利用目的とか使い勝手を十分に考えて選択する限りは、既製品よりははるかに使いやすいものとなることはまず間違いありません。ただ、カスタムソケットとは言っても、現実的には完全オーダーメイドというわけではなく、複数ある機器の中から自分のニーズに最も適したものを選ぶという場合が多いですから、多少の妥協は発生してしまうかもしれません。もし完全オーダーメイドなどということにすれば、使いやすさとかニーズの面では完璧に満たせるかもしれませんが、コストが相当なものになってしまうでしょう。それは決して歓迎すべきことではありませんから、実際にはある程度の妥協は仕方がないこともあるわけです。

とは言っても、既製品をそのまま我慢して使い続けるよりははるかに快適に、ストレスなく扱えるようになることは確実ですから、既製品に不満があるようであればカスタムソケットを探してみるのは十分に価値があります。ただ、カスタムソケットにも意外な落とし穴がある場合があって、特に電化製品の場合、端子の数を増やしたとしても全体としての電源の供給量は変わらないという問題が代表的です。1個しかない端子を3個に増やすと、確かに3つの機器を同時に接続できるようになりますが、電源の消費もそれに応じて増えることになり、思わぬ負荷が別のところにかかる可能性があります。

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